Veganのだいどころ

ヴィーガンとは、
動物由来のものを利用せずその
搾取に加担しないよう努めること。
具体的には肉や魚介類、乳製品、卵、
蜂蜜といった動物性食品、
本革、ウール、シルク素材の衣類や
動物実験された化粧品などを避けます。

社会のなかには様々な動物性のもの、動物実験されたものが氾濫しているので、全て完璧に避けることはほぼ不可能です。しかしヴィーガンになる人や搾取に反対する人が増えると、ヴィーガン専門スーパーや飲食店が出来たり、毛皮を廃止する高級ブランドや動物実験に反対する医師のグループが現れ、状況が変わります。
ヴィーガンになるきっかけは様々ですが、多くはアニマルライツ(動物の権利)、スピーシーシズム(種差別。人種差別、性差別と同様に差別問題とする)への抵抗ではないでしょうか。環境負荷への抵抗という人もいますし、健康への不安からという人もいるでしょう。
動物の問題と環境については二つの映画、アースリングスとカウスピラシーというドキュメンタリー映画がおすすめです。美味しいヴィーガン料理を見てみたい人にはプランイートもおすすめです!
日本ではベジタリアンやヴィーガンの情報を正しく持っている医師、栄養士はごくごく少ないので(アメリカでは小児科学会と栄養士学会ともに、ヴィーガンの食生活がきちんと計画されバランスのとれたものなら、幼児であっても問題なく適応されるとしていますが)、専門書籍やネットの専門サイト、ヴィーガンやマクロビオティックの飲食店がよいヒントをくれると思います。英語を使える方は情報には困らないでしょう。
食事をヴィーガンに移行するポイント
(これに限りません。参考程度に。)
・摂取カロリーを維持すること。突然カロリー不足になると体調不良になる人もいます。穀類や麺類、ナッツ、果物から必要カロリーをしっかり摂ります。
・無理せず、段階的に肉類を減らしていく。肉魚だけをまず辞めてみて、次に卵や乳製品など、自分のやりやすい順番で辞めていく。
・家族の協力が得られない場合など、「一人の時はヴィーガンで」という妥協ポイントを作る。わかってくれそうにない身近な人への説得は後から考えます。
・軽食やおやつを持ち歩いたり、小腹がすいたときに身近で買えるものをチェックしておく。ミックスナッツやバナナ、和菓子、梅や昆布のおにぎり、ビターチョコ等。
・コーヒーショップでもソイラテやチップスといったヴィーガンでも食べれるものがあります。日常に利用する場所でヴィーガンにできるところを見つけていきましょう。
・インド料理店ではヴィーガンに対応してくれるところも多いです。ベジタリアン対応メニューがあれば、乳製品を抜いてくれないか聞いてみます。